おでこに氷のうは意味なし?
投稿日時:2014-03-19 13:21
風邪などをひいたとき、私たちの体の中では、ウィルスと戦おうと、血流を多くしているために結果的に発熱をする場合があります。
熱を上げ、たくさん汗をかいて、汗とともに熱を下げようと自然な免疫システムが働いているのですが、熱が高熱になりすぎると、本人は苦しいものです。そこで、その苦痛を緩和するために氷のうが使われます。熱をさますためにおでこに冷却シートを貼る商品もありますが、熱を下げるためには血管を冷やすことが医療的には正しい方法になります。
熱中症などで体温が上がってしまったときも同様です。具体的には動脈が比較的出ているわきの下、首筋、太ももの付け根などを冷やすと確実に熱は下がります。
医療的ケアはそのような方法ですが、おでこを冷やすと患者は気持ちがいいのです。発熱していると、頭痛も伴う場合もあります。
このように、患者が気持ちがいいようにしてあげる手当と医療的な処置を上手に組み合わせ、効果的なケアになるといえるでしょう。
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